フュージョン : 宇宙のエネルギー
著者
書誌事項
フュージョン : 宇宙のエネルギー
(World physics selection : readings)
シュプリンガー・フェアラーク東京, 2005.12
- タイトル別名
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Fusion : the energy of the universe
- タイトル読み
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フュージョン : ウチュウ ノ エネルギー
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注記
原著(Elsevier, 2005)の日本語訳
内容説明・目次
内容説明
フュージョンが太陽や宇宙のすべてのエネルギー源であることが明らかになって約70年、本書はその考えに達するまで約100年近くの謎解きのスリリングな話から説き起こしています。この原理は、地上で「水素爆弾」という不幸な形ですぐに人工的に起すのに使われました。しかし、それを人類のエネルギー源として利用するのはずっと難しく、これまで50年以上の開発研究がなされてきました。それが、化石燃料枯渇、地球温暖化という人類の危機に瀕して、それに時を合わせるように実現に近づき、ようやく国際トカマク実験炉ITERの建設段階に至りました。これが成功して、その後のフュージョン動力プラントが実現すれば、人類は究極のエネルギー源を手に入れることになります。本書は、フュージョンにかかわるすべての物語を、高校生の物理の知識があれば読み通せるように懇切丁寧に述べた絶好の入門書。
目次
- フュージョンとは
- 質量変換で得られるエネルギー
- 太陽と星でのフュージョン
- 人工のフュージョン
- 磁場閉じ込め
- 水素爆弾
- 慣性閉じ込めフュージョン
- 誤った道筋
- トカマク
- T3からITERへ〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より