書誌事項

プラグマティズムの思想

魚津郁夫著

(ちくま学芸文庫, [ウ16-1])

筑摩書房, 2006.1

タイトル別名

プラグマティズムと現代

現代アメリカ思想 : プラグマティズムの展開

タイトル読み

プラグマティズム ノ シソウ

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注記

「プラグマティズムと現代」 (放送大学教育振興会, 1997年) の改訂増補「現代アメリカ思想 : プラグマティズムの展開」(放送大学教育振興会 2001年3月刊) の改題

参考文献: p337-339

内容説明・目次

内容説明

9.11以後、アメリカの思想は変貌してしまったのか。ピルグリム・ファーザーズから現代まで、弛まず築き上げられてきたアメリカの伝統思想は、さまざまな人種の移民により形成されてきた社会ゆえに、一つの原理によって統一する一元論ではなく、相互に違った価値観を認めあう多元主義であった。それは、「体系を排すること、眼前の事実を重視すること、物事の理由を権威にたよらず独力で探求し、結果をめざして前身すること、定式をとおして物事の本質を見ぬく」プラグマティズムである。パース、ジェイムズ、ミード、デューイ、モリス、ローティーなど、その思想の展開とこれからの可能性を探る。

目次

  • 現代アメリカ思想の背景
  • プラグマティズムの登場
  • パースの「探求」と真理
  • パースと記号論
  • パースの「アブダクション」と可謬主義
  • ジェイムズと真理
  • ジェイムズと宗教
  • ジェイムズの「純粋経験」と多元論
  • ミードの「社会的行動主義」と言語論
  • ミードと自我論
  • デューイの「道具主義」と教育論
  • デューイと真理と宗教
  • デューイと善と美
  • モリスの思想とクワインの思想
  • ローティーのプラグマティズム—全体をふりかえって

「BOOKデータベース」 より

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