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紫上考

望月郁子著

(源氏物語は読めているのか / 望月郁子著, 続)

笠間書院, 2006.1

タイトル読み

ムラサキノウエ コウ

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内容説明・目次

内容説明

紫上の人物造型を軸として、作品中に散りばめられた数々の謎を解き明かし、紫上と光源氏の関係は、「禁忌の姫君」と「抑制の効く男」との結婚である事、紫上は宗教に生きる女として捉え、これを立証する。

目次

  • 第1章 紫の実年令
  • 第2章 尼君・僧都及び光による紫の育て方
  • 第3章 新手枕での、光に対する紫の抵抗
  • 第4章 空に通ふ御心—別居中の紫と光とを結ぶきづな
  • 第5章 明石姫君の誕生と住吉の神の導き
  • 第6章 紫のいわゆる「嫉妬」
  • 第7章 朱雀の女三宮の婿選び
  • 第8章 女三宮の六条院入り—光・紫の対応と苦悩
  • 第9章 「心ざしおかれたる極楽の曼荼羅」—弥陀来迎の紫雲の「紫」
  • 付章 宿曜の予言と薄雲巻の天変

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA75607534
  • ISBN
    • 4305703157
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    233p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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