19世紀日本の商品生産と流通 : 農業・農産加工業の発展と地域市場

書誌事項

19世紀日本の商品生産と流通 : 農業・農産加工業の発展と地域市場

井奥成彦著

日本経済評論社, 2006.2

タイトル別名

19世紀日本の商品生産と流通 : 農業農産加工業の発展と地域市場

タイトル読み

19セイキ ニホン ノ ショウヒン セイサン ト リュウツウ : ノウギョウ ノウサン カコウギョウ ノ ハッテン ト チイキ シジョウ

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注記

博士論文「19世紀日本の地域市場 : 農業・農産加工業の発展と市場」(明治大学, 2002年) をもとにしたもの

内容説明・目次

内容説明

農業及び農産加工業の発展に伴い進展した地域的流通を、関東地方を中心に明らかにするとともに地域市場の自立的側面に着目し、日本近代化の多様性を浮かび上がらせる。

目次

  • 第1部 農業生産の発展と地域市場(中央市場近接地域における農業生産の地域構造—神奈川県の場合;東関東の平均的農村における地主経営と地域市場—下総国(千葉県)香取郡鏑木村・鏑木瀧十郎の経営を通して;畿内先進地域における地主経営と地域—山城国相楽郡西法花野村・浅田家の事例;中央市場遠隔地域における生産と地域—福岡県の場合)
  • 第2部 農産加工業の発展と地域市場(関東の大規模醤油醸造家と地域市場—銚子・ヤマサ醤油の原料調達と製品販売;関東の小規模醤油醸造家と地域—上総君津郡・宮家の事例を中心に;地方醤油醸造業の展開と市場—福岡・松村家を素材として)
  • 第3部 地域的流通の展開(干鰯・〆粕産地市場における商人の存在形態—下総国海上郡足川村の小買商人鈴木家の事例を通して;利根川水系の集散地市場の実態—常陸国真壁郡大林村・柳戸河岸と地域市場;農民の消費生活と地域—下総国香取郡鏑木村・鏑木家を事例として)

「BOOKデータベース」 より

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