ひきこもり当事者と家族の出口
著者
書誌事項
ひきこもり当事者と家族の出口
(寺子屋新書, 017)
子どもの未来社, 2006.1
- タイトル別名
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ひきこもり : 当事者と家族の出口
- タイトル読み
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ヒキコモリ トウジシャ ト カゾク ノ デグチ
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内容説明・目次
内容説明
ひきこもりの背景にはさまざまな要因がある。その一つが家族関係、生育環境にあることはまちがいないだろう。しかし、現代の子育てや教育の困難、そこから来る焦りや不安感は、個人の事情を超え、社会全体に共通する問題としてとらえるべきことだ。このような理解のもとで、子ども・若者たちを受けとめ、家族を含めて支援していくにはどうしたらいいのか。本書は相談活動だけでなく、ひきこもり経験者たちの社会復帰のための「仕事さがし」「仕事おこし」まで行う著者が、その活動のなかで見出だした支援のあり方、そして多様な「出口」の可能性を具体的にまとめたものである。
目次
- 第1章 虐待の周縁にある躾(ひきこもりの背景と意味;無意識の、善意による躾のもとで ほか)
- 第2章 “ひきこもり期”の発見(人とかかわる力;社会性を身につけるとは ほか)
- 第3章 ひきこもりからの復帰(学校・職場復帰と同世代復帰;当事者・家族を社会から孤立させない ほか)
- 終章 ひきこもり—腐敗した世界の気弱な摘出者
「BOOKデータベース」 より