ナチスと教会 : ドイツ・プロテスタントの教会闘争

書誌事項

ナチスと教会 : ドイツ・プロテスタントの教会闘争

河島幸夫著

創文社, 2006.2

タイトル別名

ナチスと教会 : ドイツプロテスタントの教会闘争

タイトル読み

ナチス ト キョウカイ : ドイツ プロテスタント ノ キョウカイ トウソウ

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注記

年表: 巻末p12-15

内容説明・目次

内容説明

“愛の宗教”であるキリスト教が大きな影響力をもっていたナチス支配下のドイツにおいて、なぜ、想像を絶する「ユダヤ人大量虐殺」、「障害者安楽死計画」、「侵略戦争」が遂行されえたのだろうか。本書は「政治と宗教」、「戦争批判と平和の創造」、「人間の尊厳」という問題意識を根底に据え、キリスト教会とナチス政権の複雑な関係を解明し、“第三帝国”崩壊後の「ドイツ教会闘争」の総括、「シュトゥットガルト罪責宣言」の成立過程を鮮やかに描き出した渾身の書。

目次

  • 第1章 独裁国家と教会—ナチス政権初期の福音主義教会
  • 第2章 ナチスのユダヤ人迫害とプロテスタント教会
  • 第3章 ナチス安楽死作戦と内国伝道—ドイツ・キリスト教社会福祉の試練
  • 第4章 テオフィール・ヴルム監督の抵抗—戦時下ドイツ教会闘争の一齣
  • 第5章 戦争末期の古プロイセン合同告白教会
  • 第6章 シュトゥットガルト罪責宣言への道—ドイツ教会闘争の終幕

「BOOKデータベース」 より

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