πの歴史
著者
書誌事項
πの歴史
(ちくま学芸文庫, [ヘ7-1])
筑摩書房, 2006.4
- タイトル別名
-
A history of pi
- タイトル読み
-
パイ ノ レキシ
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注記
参考文献: p333-337
年代表: p338-340
1973年蒼樹書房刊の文庫化(第3版に基づく改訂)
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
πとはいったい何者?円周率と名づけてはみたものの、値も素性も詳しくはわからぬままに始まったπの歴史。それは人類の歴史を映しだす小さな鏡だった。シラクサのアルキメデス、紀元前3世紀のアレキサンドリア大学、科学書に火をつけ焼き払った中世の司祭や十字軍の物語であったし、中国や日本の和算家の物語でもあった。その後、πは円とほど遠い意外な場面に姿を見せ始める。オイラーの数値計算は、ある規則の分数を加えてπの2乗や26乗を発見する!興味深いエピソードやあふれるユーモアを通して、数式に弱い人にも読書欲をかきたてるπの歴史物語。
目次
- 夜明け
- ベルト地帯
- 古代ギリシャ人
- ユークリッド
- ローマという名のペスト
- シラクサのアルキメデス
- たそがれ時代
- 暗黒時代
- めざめ
- 数の狩人たち
- さいごのアルキメデス学派
- 突破への序曲
- ニュートン
- オイラー
- モンテ・カルロ法
- 超越数π
- 現代の正方形屋たち
- コンピュータ時代
「BOOKデータベース」 より