モダニズムとハーレム・ルネッサンス : 黒人文化とアメリカ

書誌事項

モダニズムとハーレム・ルネッサンス : 黒人文化とアメリカ

ヒューストン・A・ベイカー・ジュニア著 ; 小林憲二訳

未來社, 2006.4

タイトル別名

Modernism and the Harlem renaissance

モダニズムとハーレムルネッサンス : 黒人文化とアメリカ

タイトル読み

モダニズム ト ハーレム ルネッサンス : コクジン ブンカ ト アメリカ

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内容説明・目次

内容説明

奴隷解放後から始まる「形式の修得」とその「修得の変形」との相関関係を、ミンストレル・ショー、ブルース、演説、文学作品などから読み解き、アメリカのブラックカルチャーにおけるモダニズムの形成過程をたどるポストコロニアル批評の先駆。

目次

  • 序 黒人文化をめぐる「モダン」の規準
  • 第1章 白人中心主義を超える可能性
  • 第2章 ハーレム・ルネッサンスは「失敗」だったか?
  • 第3章 ミンストレル・ショー—仮面に宿る精神
  • 第4章 『奴隷から身を興して』—形式の修得
  • 第5章 『おれたちは仮面をかぶる』対『女まじない師』
  • 第6章 戦略としての「形式の修得」と「修得の変形」
  • 第7章 キャリバンから『黒人のたましい』へ
  • 第8章 『新しいニグロ』—民族的な自己表現
  • 第9章 ハーレム—アフリカ的世界共同体の中心地
  • 第10章 ハーレム・ルネッサンスを超えて文芸復興主義へ
  • 第11章 ブルース的地勢図がもたらす救済の音色

「BOOKデータベース」 より

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