書誌事項

グローバル・ナショナル・ローカルの現在

野村亨, 山本純一編著

(慶應義塾大学東アジア研究所叢書)

慶應義塾大学出版会, 2006.3

タイトル別名

グローバルナショナルローカルの現在

タイトル読み

グローバル ナショナル ローカル ノ ゲンザイ

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注記

奥付の責任表示(誤植): 野村享

参考文献: 各章末

内容説明・目次

内容説明

グローバル化の空間力学。日本をふくむアジア/ラテン・アメリカを中心に、「グローバリゼーションと市民社会・農村社会との関係」「グローバリゼーションと共犯関係にあるナショナリズムの諸相」「ローカル/ナショナルを超えるガバナンスの可能性」を問い直した一冊。

目次

  • グローバル化のトポロジーとトポグラフィー
  • 第1部 グローバリゼーションと市民社会(インボランタリーからボランタリーへ—「愛国主義」時代の中国で宗教系慈善団体が持つ意味;中国の地域社会近代化への模索—コミュニティNPOの創出;グローバリゼーション下のアルゼンチンにおける市民社会の政治化—ピケテーロス運動に焦点を当てて;国家、市場を社会に埋めこむ—ブラジルにおける多元的社会創造への挑戦)
  • 第2部 グローバリゼーションと農村社会(中国農村における村民選挙と権力構造の変容—江西省の村落を事例として;コーヒーのフェアトレードの可能性と課題—メキシコ・チアパス州の2つの生産者協同組合を事例として;グローバル危機と社会行動仏教による人間の安全保障—アジアのローカル文化復興によるオルタナティブ発展)
  • 第3部 ナショナリズムの諸相(食とナショナル・アイデンティティ—日本のコメ輸入反対論を事例として;反捕鯨問題をめぐるグローバリズムとナショナリズム;コミュニティを基軸としたチカーノ・ナショナリズムの構築—1960年代のロス・アンゼルスで生まれたポリティクス;ブータンの国家戦略—両大国のはざまで)
  • 第4部 “ナショナル”を超えるガバナンスの可能性(マルチレベル・ガバナンスの有効性—バルト海の環境問題を事例として;イスラームとグローバル・ガバナンス)

「BOOKデータベース」 より

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