砂漠の女王 : イラク建国の母ガートルード・ベルの生涯

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砂漠の女王 : イラク建国の母ガートルード・ベルの生涯

ジャネット・ウォラック著 ; 内田優香訳

ソニー・マガジンズ, 2006.3

タイトル別名

Desert queen

砂漠の女王 : イラク建国の母ガートルードベルの生涯

タイトル読み

サバク ノ ジョオウ : イラク ケンコク ノ ハハ ガートルード ベル ノ ショウガイ

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注記

原著(c1996)の翻訳

内容説明・目次

内容説明

1900年代初頭。オスマントルコ帝国の支配が揺るぎはじめたころ、ひとりの英国人女性が中東を研究のために訪れていた。その名はガートルード・ベル。鉄鋼王の裕福な家庭に生まれ、ヴィクトリア朝時代の英国にあってオックスフォードを優等で卒業した才女である。考古学を研究していた彼女は、やがて東方に深く傾倒し、ついに現地へ向かう。そこで、「アラビアのロレンス」ことT・E・ロレンスと出会い、砂漠の民の流儀を知り尽くしたうえで諜報活動に従事、現地の人々と共に生きる道を選ぶ。しかし、大戦の激化とともに、ガートルードは英国民としての誇りと、イラクへの愛の狭間に立たされ、苦しい立場に追いやられることに…。いまなお「イラク建国の母」として現地で深く慕われているガートルード。ひとりの偉大なる女性の、波瀾に満ちた生涯を描く、感動のノンフィクション。

目次

  • 第1部 中東に魅せられた令嬢(裕福な家庭;男社会、オックスフォード;初めての恋;独身という足かせ ほか)
  • 第2部 イラクの母として(複雑なイラク情勢;政府機関の一員として;バクダードで情報収集;わからずやの上司との険悪な対立 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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