書誌事項

民主化とナショナリズムの現地点

玉田芳史, 木村幹編

ミネルヴァ書房, 2006.4

タイトル読み

ミンシュカ ト ナショナリズム ノ ゲンチテン

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注記

内容: 序章: 冷戦後一五年以上経った地平から, 第I部: 民主化の現地点(第一章「民主的国制の歴史的規定要因」-第七章「インドにおける民主主義と連立政治」), 第II部: ナショナリズムの現地点(第八章「ドイツと東欧」-第十三章「岐路に立つインドネシア・ナショナリズム」), 註, あとがき(玉田芳史), 人名・事項索引, 執筆者紹介, 編者紹介

2006.3.30発行のものあり

平成13-14年度科学研究費補助金基盤研究(C)「ナショナリズムの「プライド」と「アイデンティティ」 -- 戦後民族紛争からの考察」「東・東南アジア地域諸国の民主化過程に関する比較史的研究」の研究成果を土台としたもの

収録内容

  • 冷戦後一五年以上経った地平から / 木村幹 [執筆]
  • 民主的国制の歴史的規定要因 : S・ロッカンの諸説を基点として / 島田幸典 [執筆]
  • 「村民自治」の論理と中国の民主化 / 滝田豪 [執筆]
  • カンボジア「民主化」過程の現在 / 木之内秀彦 [執筆]
  • タイ政治の民主化と改革 / 玉田芳史 [執筆]
  • タイの民主化と地方分権化 : タムボン自治体創設の制度論的説明 / 永井史男 [執筆]
  • 擬似民主主義体制下の権威主義的政治指導 : マハティール政権期のマレーシア政治 / 左右田直規 [執筆]
  • インドにおける民主主義と連立政治 : ヒンドゥー・ナショナリズムの内紛とBJPの苦境 / 上田知亮 [執筆]
  • ドイツと東欧 : 冷戦後のナショナリズムの行方 / 植村和秀 [執筆]
  • オーストリア近代史における国家と民族 : 小異にこだわるナルシシズムと民族意識の獲得 / 梶原克彦 [執筆]
  • ソ連邦の崩壊とロシア・ナショナリズム : 民族のプライドと国民的アイデンティティ / 河原祐馬 [執筆]
  • 解放後韓国ナショナリズムにおける「統一」とプライド : 認識の変化を中心に / 木村幹 [執筆]
  • 甦った中華像 : 中国結の再生をめぐって / 余項科 [執筆]
  • 岐路に立つインドネシア・ナショナリズム : 「東ティモール問題」を手がかりに / 横山豪志 [執筆]

内容説明・目次

内容説明

冷戦が終結してから早くも15年以上の年月を経た。世界は大きく変動し、その行方はいずこにあるとも依然知れない。その中で、各国の政治や社会も揺れ動いている。本書では、今日の世界を理解する鍵として、民主化とナショナリズムという古くて新しい二つの現象を取り上げ、比較することにより、今日の世界が直面する問題を明らかにする。

目次

  • 冷戦後一五年以上経った地平から
  • 第1部 民主化の現地点(民主的国制の歴史的規定要因—S.ロッカンの所説を基点として;「村民自治」の論理と中国の民主化;カンボジア「民主化」過程の現在;タイ政治の民主化と改革;タイの民主化と地方分権化—タムボン自治体創設の制度論的説明 ほか)
  • 第2部 ナショナリズムの現地点(ドイツと東欧—冷戦後のナショナリズムの行方;オーストリア近代史における国家と民族—小異にこだわるナルシシズムと民族意識の獲得;ソ連邦の崩壊とロシア・ナショナリズム—民族のプライドと国民的アイデンティティ;解放後韓国ナショナリズムにおける「統一」とプライド—認識の変化を中心に;甦った中華像—中国結の再生をめぐって ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA76608394
  • ISBN
    • 4623045684
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    京都
  • ページ数/冊数
    xi, 360, 12p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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