書誌事項

遺伝子の窓から見た動物たち : フィールドと実験室をつないで

村山美穂, 渡邊邦夫, 竹中晃子編

京都大学学術出版会, 2006.4

タイトル読み

イデンシ ノ マド カラ ミタ ドウブツ タチ : フィールド ト ジッケンシツ オ ツナイデ

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注記

企画: 竹中修

文献: 論文末

参考図書あり

内容説明・目次

内容説明

マクロな観察を旨とする生態学や動物行動学。しかし、観察・解析だけでは父子判定や進化系統の解析等、個体間、個体群間、種間の関係は分からない。遺伝子解析による評価が不可欠なのだ。京大霊長類研究所の「竹中スクール」が世界をリードした、ミクロな方法とマクロな方法の融合が開く、新しいフィールド科学の可能性を示す書。

目次

  • 1 タンパク質化学(ウシのヘモグロビンのアミノ酸配列から系統関係を調べる;増殖するタンパク質、プリオン)
  • 2 DNAによる父子判定(霊長類の行動の背景にある遺伝子を探る;パタスモンキーの社会と父子判定 ほか)
  • 3 DNAによる地域変異と系統関係(ゴリラのフィールド遺伝学;スラウェシマカクの形態学的特徴—生体計測特徴)
  • 4 DNAでわかったこと(サルで色覚異常を探す;DNAを用いた鳥類の性判別と排泄物からのDNA抽出 ほか)
  • 5 フィールドワーク(スラウェシ調査行;栄養素の小窓から—フィールドと実験室を結んで)

「BOOKデータベース」 より

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