中国がうまくいくはずがない30の理由
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中国がうまくいくはずがない30の理由
徳間書店, 2006.4
- タイトル読み
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チュウゴク ガ ウマク イク ハズ ガ ナイ 30 ノ リユウ
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内容説明・目次
内容説明
日本を追い抜く日も近いといわれる中国の驚異的な経済成長。しかし、中国の経済指標を仔細に検討すれば、あまりにも歪で異常な経済実態が浮かび上がってくる。あたかも巨大に見えた風船がしぼむように中国が小さく見えてくるだろう。歴史問題にからめて「政冷経熱」が問題視されるが、実は中国との経済関係は日本にとって重要ではなく、むしろ「経熱」を冷やし「政冷」を貫くのが日本にとっての利益となることを論証する。
目次
- 躍進著しい中国ですが、GDPを購買力平価で換算すると、アメリカに次いで世界第二位の経済大国になります。実際には中国経済はすでに日本を抜いているのでしょうか?
- 中国に比べると日本の購買力平価はずいぶん低くなっています。日本円の購買力がこれほど低いのは、日本経済に「構造」問題があるからでしょうか?
- 先進諸国と比べても日本の購買力平価は低くなっています。為替レート以上に日本円の購買力が割安になっているのはやはり問題では?
- 中国のGDPが成長しているのは確かなように思えます。まだまだ低い水準だとはいえ、中国が豊かになりつつあるのは事実ではないでしょうか?
- 中国の一人当たりGDPは5000ドルを超えました。この指標は、中国の経済発展が本物だということを証明するものでしょうか?
- 中国による輸出が急速に増え、貿易黒字が拡大しているのは、日本にとってもアメリカにとっても脅威ではないでしょうか?
- 中国はこの10年以上経常収支の黒字を続けています。巨額の経常黒字は中国経済の強さの証明と言えるのでしょうか?
- 高度成長期にインフレに悩まされた日本に対して、中国は急成長しているのに物価は安定しています。これは中国の経済運営がすぐれているからでしょうか?
- 中国は割安すぎる人民元レートの下で輸出攻勢をかけています。このことで日米の企業はアンフェアな競争を強いられているのでしょうか?
- 中国は国内だけでなく海外にも戦略的な投資を行っているようです。いずれ世界を経済的に支配するのは中国なのでしょうか?〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より