書誌事項

フェミニスト倫理学は可能か?

アンネマリー・ピーパー著

知泉書館, 2006.5

タイトル別名

Gibt es eine feministische Ethik?

タイトル読み

フェミニスト リンリガク ワ カノウ カ

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注記

監訳: 岡野治子, 後藤弘志

アンネマリー・ピーパーの主著: p194-196

引用文献: 巻末p9-15

内容説明・目次

内容説明

近代哲学および倫理学研究の第一線で活躍してきた著者が、新たな観点から従来の思想史理解の問題点を浮き彫りにし、1970年代から始まるフェミニズム思想の主要な展開を簡潔に論述することによって、フェミニスト倫理学の現代的課題を明らかにする。単なる形而上学批判に安住せず、伝統的な正義論とともに、女性が歴史的に培ってきたケアの精神を柱に据えて新しい倫理学を構想し、著者は時代が要請する男女共生社会の可能性を示した。明快な叙述と達意の訳文とが相俟って、本書は研究者ばかりでなく、一般社会人や学生にとっても必読の、魅力的な哲学入門になろう。

目次

  • 1 フェミニスト倫理学とは何か?
  • 2 フェミニスト倫理学の歴史
  • 3 ジェンダーの視点 男女どちらかの性に特有な道徳の倫理学
  • 4 男性中心的な形而上学
  • 5 二つの道徳
  • 6 回顧と展望

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA77096764
  • ISBN
    • 4901654748
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    ger
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    xxvii, 198, 28p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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