コモンズをささえるしくみ : レジティマシーの環境社会学

書誌事項

コモンズをささえるしくみ : レジティマシーの環境社会学

宮内泰介編 ; 矢野晋吾 [ほか著]

新曜社, 2006.5

タイトル別名

Legitimacy in environmental sociology

タイトル読み

コモンズ オ ササエル シクミ : レジティマシー ノ カンキョウ シャカイガク

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注記

その他の著者: 菅豊, 近藤隆二郎, 藤村美穂, 関礼子, 箕浦一哉, 赤嶺淳, 金菱清, 荒川康

文献: 各章末

内容説明・目次

内容説明

所有、公共性などの近代的概念ではとらえきれない、コモンズの利用と承認のしくみとは?レジティマシー(正統性)獲得のダイナミズムを理論化。

目次

  • レジティマシーの社会学へ—コモンズにおける承認のしくみ
  • 1 地域性 漁業権の正統性とその変化—コモンズの管理としての漁撈
  • 2 歴史性 「歴史」をつくる人びと—異質性社会における正当性の構築
  • 3 シナリオ力 写されたシナリオの正統性と更新—写し巡礼地の生きのび方
  • 4 発言力 土地への発言力—草原の利用をめぐる合意と了解のしくみ
  • 5 共同性・創造性 共同性を喚起する力—自然保全の正当性と公共性の創出
  • 6 感性 音環境の共有—“あたりまえ”というレジティマシー
  • 7 当事者性 当事者はだれか?—ナマコから考える資源管理
  • 8 環境正義 環境正義と公共性—「不法占拠」地域におけるマイノリティ権利の制度化
  • 9 公と私 墓地山開発と公共性—公と私の再定義にむけて

「BOOKデータベース」 より

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