「自由な時代」の「不安な自分」 : 消費社会の脱神話化
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書誌事項
「自由な時代」の「不安な自分」 : 消費社会の脱神話化
晶文社, 2006.6
- タイトル別名
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自由な時代の不安な自分 : 消費社会の脱神話化
- タイトル読み
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ジユウナ ジダイ ノ フアンナ ジブン : ショウヒ シャカイ ノ ダツシンワカ
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内容説明・目次
内容説明
1920年代アメリカから始まった大量生産・大量消費は、人々の欲望を喚起した。だがやがてその欲望は我々の生活を隅々まで支配し、統御困難な状況に陥れた。その行き着いた果てが「自己の分裂」ではないだろうか?戦後日本消費社会のモデルとなった50年代アメリカ、高度消費社会の到来といわれた80年代日本、現代的な現象としてのケータイ、90年代末に台頭するガングロギャルまで…流行や価値観の変化から、それを規定する社会構造や政治体制までを考察する。
目次
- 1 消費とアイデンティティ—さまよう「自分らしさ」
- 2 ケータイとコミュニケーション—階層化と世界の縮小
- 3 消費と都市空間—八〇年代渋谷論への疑問
- 4 消費社会の音楽—ユーミンとアメリカ
- 5 政治と消費—ニューヨーク万博のイデオロギー
- 6 冷戦と博覧会—イームズがデザインしたアメリカ
「BOOKデータベース」 より