組織行動の「まずい!!」学 : どうして失敗が繰り返されるのか

書誌事項

組織行動の「まずい!!」学 : どうして失敗が繰り返されるのか

樋口晴彦 [著]

(祥伝社新書, 044)

祥伝社, 2006.7

タイトル別名

組織行動の「まずい!!」学 : どうして失敗が繰り返されるのか

タイトル読み

ソシキ コウドウ ノ 「マズイ!! 」ガク : ドウシテ シッパイ ガ クリカエサレル ノカ

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注記

主要参考文献: p234-235

内容説明・目次

内容説明

JR西日本脱線事故、過去の教訓を忘れた雪印や日本航空…。大きな事故や大事件の陰には、ほんのささいなミスが潜んでいる。小さなミスの見逃し、先送り、ベテランならではの慣れからくる慢心、コスト削減一本槍で安全の手抜き、成果主義のみに陥った組織の崩壊。いま、あらゆる分野で綻びが生じている。近年、「失敗学」という言葉が普及しつつある。これまでの失敗学は、技術工学の分野で研究が進められてきたが、いまは文科系の世界にもその必要性が問われている。本書は、マネジメントの分野に着目して、組織の中で人はなぜミスを犯すのかを分析し、リスク管理の教訓を探ろうとするものである。「これは、ちょっとまずい!」豊富な実例集である。

目次

  • 第1章 人はなぜ、ミスを犯すのか(ヒューマン・エラーの背景に在るもの—エラーを誘発する職場環境;熟練者の落とし穴—ベテランだからこそ事故を起こす ほか)
  • 第2章 危機意識の不在(危機感の麻痺—「今そこにある危機」が見えない;安全対策の磨耗—些細な違反も積もれば山となる ほか)
  • 第3章 行き過ぎた効率化(コスト削減のしわ寄せ—いつも犠牲にされるのは安全性;成果主義の病理—性急な成果主義の導入が組織を蝕む ほか)
  • 第4章 緊急時への備え(非現実的なシミュレーション—何のためのシミュレーションか;初動措置の重要性—対応の遅れが破局を招く ほか)
  • 第5章 リスク管理の要諦(撤退判断の難しさ—リスク管理に「もったいない」は禁物;監視機構の実効性—お目付役は大丈夫? ほか)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA77464438
  • ISBN
    • 9784396110444
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    235p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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