異常気象の正体
著者
書誌事項
異常気象の正体
河出書房新社, 2006.6
- タイトル別名
-
Climate crash : abrupt climate change and what it means for our future
- タイトル読み
-
イジョウ キショウ ノ ショウタイ
大学図書館所蔵 件 / 全151件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
人類の進路を変える気候大変動。気候は株式市場にも似て、とても無秩序なシステムだ。さまざまな出来事が異なった理由で起こり、それがある日、一斉に動き出すと、市場は大暴落する。しかもこの「大暴落=急激な気候変動」によってもたらされる災害の大きさを知る手段は、いまだ確立されていないのだ。「不確かな気候」の解明に全力を尽くす科学者達の闘い。
目次
- アイスミッテ—過去をのぞく窓の発見
- ヤンガー・ドライアス—人類の進路を変えた気候大変動
- 基盤岩—極氷を貫いて
- 氷を口説く—極氷を分析する科学の誕生
- 「六九通り」—今昔の氷河時代の理論
- 不安定さ—「寒くなって、彼らは死んだ」
- 収束—急激な気候変動を理論づける
- 決定的瞬間—サミットの氷に刻まれた「地球規模」の変化
- 堆積物—世界各地で見つかる急激な変動の証拠
- ノンリニアリティ—「原因よりも速く」いかに変わるのか
- 完新世—文明の揺籃を揺るがした気候の暴走
- 驚き—不確かな気候のもとに暮らして
「BOOKデータベース」 より