初期ストア哲学における非物体的なものの理論
著者
書誌事項
初期ストア哲学における非物体的なものの理論
(古典転生, 1)
月曜社, 2006.6
- タイトル別名
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La théorie des incorporels dans l'ancien stoïcisme
- タイトル読み
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ショキ ストア テツガク ニオケル ヒブッタイテキナ モノ ノ リロン
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注記
原著(Vrin, 1908)8版(1989)の全訳と訳者解題, 論考
附: 江川隆男「出来事と自然哲学-非歴史性のストア主義について」
収録内容
- 出来事と自然哲学 : 非歴史性のストア主義について / 江川隆男 [著]
内容説明・目次
内容説明
ドゥルーズを触発した碩学ブレイエの高名な論考(1908年)の本邦初訳。数理物理学の衝撃のもとにある近代以降の唯物論とはまったく異なる初期ストア哲学の生物学的唯物論が提示する、存在と出来事を包括する自然哲学が“非物体論”として考察される。難解な論考の現代的意義を活きいきと開く訳者の長編解題を付す。
目次
- 初期ストア哲学における非物体的なものの理論(非物体的なもの一般について;論理学における非物体的なものと「表現可能なもの」の理論;場所と空虚の理論;時間の理論)
- 出来事と自然哲学—非歴史性のストア主義について(江川隆男)
「BOOKデータベース」 より