センダイウイルス物語 : 日本発の知と技
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センダイウイルス物語 : 日本発の知と技
岩波書店, 2006.7
- タイトル読み
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センダイ ウイルス モノガタリ : ニホンハツ ノ チ ト ワザ
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注記
参考文献と報道記事: 巻末p1-5
内容説明・目次
内容説明
種が異なる細胞さえ融合させてしまう不思議な力をもつセンダイウイルス。それはウイルス感染の仕組みを解明するうえで巨大な役割を果たしてきただけでなく、がん治療やエイズワクチン開発などのための画期的技術=センダイテクノロジーをも切り拓きつつある。この世界に誇るべき日本発の科学とテクノロジーはいかに生まれ育ってきたのか?この研究の激流に身を置いてきた著者が、セレンディピティーに満ちた発見と創造の過程を生きいきと描く。
目次
- 1 細胞融合の発見—センダイウイルス表舞台へ
- 2 “からくり”を解き感染の普遍的原理へ
- 3 他にも続出、日本人の貢献
- 4 細胞から個体へ—ウイルス病原性のNDVパラダイム
- 5 ゲノム解読も日本が先導
- 6 ポストゲノムは逆遺伝学—リバースジェネティクス
- 7 麻疹(はしか)ウイルス学のパラダイムシフト
- 8 センダイウイルス工学の創出と事業化
- 9 もう一つの技術—センダイウイルスのエンベロープ工学
「BOOKデータベース」 より