初心者のための「文学」

書誌事項

初心者のための「文学」

大塚英志著

角川書店, 2006.6

タイトル別名

初心者のための文学

正しい文学 : スニーカー文庫の読者のための文学入門

タイトル読み

ショシンシャ ノ タメ ノ ブンガク

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注記

「ザ・スニーカー」2004年4月号~2005年12月号に連載された「正しい文学 スニーカー文庫の読者のための文学入門」を加筆・訂正・再構成し、改題の上、単行本化したもの

内容説明・目次

内容説明

文学に流されず、文学に損なわれず、文学を読む自分を勘違いせず、正しく文学と出会い、正しく文学を読む十講。

目次

  • 第1講 「私」と書き始めれば「私」が現れる「文学」をまず疑う—扱う作品/三島由紀夫『仮面の告白』
  • 第2講 戦争という「わくわく」した現実と「私」であることの関係—扱う作品/太宰治『女生徒』
  • 第3講 「文学」とは「私」でない誰かのために「私」がなしうることではないのか—扱う作品/井伏鱒二『黒い雨』
  • 第4講 「日常がいや」という「生きづらさ」は何故、始まったか—扱う作品/島尾敏雄『出発は遂に訪れず』
  • 第5講 「私」の外側で「私」を見つめるのは誰か—扱う作品/大岡昇平『野火』
  • 第6講 「萌え」と「血筋」と近代文学の関係—扱う作品/李恢成『伽〓(や)子のために』
  • 第7講 「箱男」を疑いつつ「箱男」であること—扱う作品/安部公房『箱男』
  • 第8講 「空気」を読む「文学」は転向する—扱う作品/中野重治『村の家』
  • 第9講 「文学」は「空想の地図」であってはいけない—扱う作品/中上健次『十九歳の地図』
  • 第10講 孤立し、ただ一人、闇の奥へ—扱う作品/大江健三郎『芽むしり仔撃ち』

「BOOKデータベース」 より

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