Bibliographic Information

憲法は、政府に対する命令である。

ダグラス・ラミス著

平凡社, 2006.8

Other Title

憲法は政府に対する命令である

Title Transcription

ケンポウ ワ セイフ ニ タイスル メイレイ デ アル

Available at  / 136 libraries

Description and Table of Contents

Description

日本国憲法が決めているのは、政治政策決定システムだけではない。「政府」とは何か、「政府」と「国民」とがどのように関係しているか、「市民社会」、「人権」、「平等」、「政治活動」、「国の安全保障」などが描かれている。そして日本国憲法は、もちろん「理想郷」を構成する憲法ではなく、弱点、批判するべきところもある。ただ、読者のアイデンティティの一側面が「市民」である以上、そのアイデンティティは憲法に密接に結びついている。つまり、「憲法なんて、私は関係ないよ」といえる国民はいない。そのことをわかっていただければ、著者としては満足である。

Table of Contents

  • 第1章 憲法が国のかたちや人びとの生活を決める
  • 第2章 国民には、憲法に従う義務があるか
  • 第3章 前文の「われら」とは、誰のことか
  • 第4章 日本国憲法は、誰が誰に押しつけた憲法なのか
  • 第5章 押しつけられた第九条と安保条約の意味
  • 第6章 人権条項は誰のためにあるのか
  • 第7章 思想・表現・言論の自由はなぜ必要か
  • 第8章 平等のさまざまな意味
  • 第9章 政治活動は市民の義務である
  • 第10章 政教分離はなぜ必要なのか
  • 第11章 憲法の原則を変えることは、もはや「改正」ではない

by "BOOK database"

Details

  • NCID
    BA78015112
  • ISBN
    • 4582702635
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    174p
  • Size
    20cm
  • Classification
  • Subject Headings
Page Top