軟弱者の戦争論 : 憲法九条をとことん考えなおしてみました。
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書誌事項
軟弱者の戦争論 : 憲法九条をとことん考えなおしてみました。
(PHP新書, 412)
PHP研究所, 2006.9
- タイトル別名
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軟弱者の戦争論 : 憲法九条をとことん考えなおしてみました。
- タイトル読み
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ナンジャクモノ ノ センソウロン : ケンポウ キュウジョウ オ トコトン カンガエナオシテ ミマシタ
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注記
引用文献一覧: p228-229
内容説明・目次
内容説明
「日本国憲法は戦争を禁じているから善い」←→「善い憲法が禁じているのだから日本は戦争ができない」。戦後の日本人が陥っているこの循環論法に、あなたはなんの違和感も覚えませんか?憲法九条をめぐる長年の論争は、否定を許さない「平和主義」の理想にからめとられ、大切なことに目をつぶっている。風雲急を告げる国際情勢下で、日本が歩むべき真の平和を模索したい。戦場なんか行きたくないはずの「軟弱者」が、戦争に巻き込まれないために考えるべきこととは。今こそ私たちにとっての憲法を問い直す。
目次
- 第1章 戦争は絶対悪なのか(回路の外から眺めると;「正しい戦争」も捨てられた ほか)
- 第2章 1990年代前半に見えてきたこと(自衛隊出動せず;非軍事物資とはどういう意味だ? ほか)
- 第3章 それでも戦争に反対する人びとの言い分(悪者はだれだ;弱い者を悪から守ろうとすると ほか)
- 第4章 憲法を支える/憲法によって支えられる真理(よい憲法なら改めて選ぼうとする姿勢;憲法は内容さえよければいいか ほか)
- 第5章 正義をめぐる螺旋階段をもうひとめぐり(古だぬきの正義批判;立場をとらないのはどんな立場か ほか)
「BOOKデータベース」 より