バイオテロリズム : 心理学的および公衆衛生学的視点から
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バイオテロリズム : 心理学的および公衆衛生学的視点から
シュプリンガー・フェアラーク東京, 2006.7
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Bioterrorism : psychological and public health interventions
バイオテロリズム : 心理学的および公衆衛生学的視点から
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バイオ テロリズム : シンリガクテキ オヨビ コウシュウ エイセイガクテキ シテン カラ
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文献: 巻末pxiii-li
Description and Table of Contents
Description
わが国における一九九五年の東京地下鉄サリン事件は、バイオテロリズムの与える心理的衝撃を、日本のみならず世界全体に知らしめたという点で衝撃的な事件だった。また、二〇〇一年に起きた炭疽菌テロは、郵便物によって病原体が媒介されるという手段でアメリカの政権を混乱に陥れた。本書では、このような過去の事例が取り上げられているのみならず、一九一八年のインフルエンザ大流行や伝染性疾患などの類縁状態とバイオテロリズムとの関連性を指摘し、対策における共通点を検証するなど、非常に幅広い視点からバイオテロリズム対策が論じられている。
Table of Contents
- 第1部 イントロダクション(バイオテロの心理的影響への対処)
- 第2部 バイオテロの危険性—歴史と社会(危険な心理をいかに防ぐか—生物兵器の根本的予防;新たな錯誤を作ろう—公衆衛生・市民防衛の計画 ほか)
- 第3部 個人、コミュニティに対する影響(バイオテロ曝露の恐怖と精神障害や感染症状との鑑別;化学・生物兵器テロ対応計画—シドニーオリンピックでの経験を踏まえて ほか)
- 第4部 バイオテロと公衆衛生(二〇〇一年の炭疽菌攻撃とメディア;大量破壊兵器が初動対処要員に及ぼす感情および精神的な影響 ほか)
- 第5部 結論(バイオテロへの行動およびメンタルヘルス、公衆衛生への要求)
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