京都美術の新・古・今

書誌事項

京都美術の新・古・今

太田垣實著

淡交社, 2006.8

タイトル別名

京都美術の新古今

タイトル読み

キョウト ビジュツ ノ シンコキン

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注記

京都新聞朝刊美術面に連載した「アート新・古・今 : 京都の時空に遊ぶ」 (2004年5月-2005年12月の随時) を補筆・加筆・改題したもの

内容説明・目次

内容説明

法然院の古式ゆかしい仏教行事「散華」。そこからヒントを得て斬新な美術作品が生まれる。古代の人々を恐れさせた雷は、今なおアーティストたちを魅了する。清水寺や高台寺の名建築から生まれた現代アート…この古くて新しい街・京都で美術を「定点観測」してきた著者が、緻密な観察とユニークな発想から、「千年アート」の多彩な表情、スリリングな出会いと競演の数々を紹介する。

目次

  • 第1章 千年アート、悠久の美を訪ねて(無から有へ—銀閣寺の向月台 関根伸夫『位相‐大地』;「怨霊」とユーモア—北野天神縁起絵巻 ザ・プレイ『雷』;知覚する空間—龍安寺の石庭 奈義町現代美術館の『龍安寺』;心映す花と土の色—法然院の散華 栗田宏一『土の散華』 ほか)
  • 第2章 過去と現在、響き合う日本の美(主題としての生と死—七夕祭りと北山善夫『呆れ果てるばかりである』;行為の痕跡—新選組の刀痕と白髪一雄『赤い丸太』;耳をめぐる造形—耳塚と三木富雄『EAR』;風流の趣向—円窓と高松次郎の『影』シリーズ ほか)

「BOOKデータベース」 より

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