中国の統治能力 : 政治・経済・外交の相互連関分析

書誌事項

中国の統治能力 : 政治・経済・外交の相互連関分析

国分良成編

慶應義塾大学出版会, 2006.9

タイトル別名

中国の統治能力 : 政治経済外交の相互連関分析

タイトル読み

チュウゴク ノ トウチ ノウリョク : セイジ ケイザイ ガイコウ ノ ソウゴ レンカン ブンセキ

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注記

慶應義塾大学グローバルセキュリティ研究所 (G-SEC) が平成17年度財団法人国際経済交流財団の委託研究として提出した「中国の統治能力 : 政治・経済・外交の相互連関分析に係る調査研究事業」の報告書に若干の修正をしたもの

参考文献: 章末

内容説明・目次

内容説明

現代中国において、共産党一党支配を支えるのはもはや組織力・イデオロギーではなく、急速な経済成長である。しかし、その経済成長を生み出している制度は、政治の介入を認めた「社会主義市場経済」であり、すでに大きな矛盾を生みだしつつある。それに対する有効な方策は、透明性をもつ市場経済体制の確立、その土台となる民主的な政治制度の確立という根本的な体制転換、つまり改革・開放の最終段階に現在の共産党体制自身が踏み込むことしかないのである。この矛盾、問題、その解決へ向けての取り組みを、政治・経済・外交の3分野で分析し、中国のガバナンス(治理)を解き明かす。

目次

  • 総論 中国の統治能力
  • 政治分析(中国共産党;政治社会意識;中央・地方関係 ほか)
  • 経済分析(体制移行;人民元;不良債権 ほか)
  • 外交分析(対外戦略とアメリカ;安全保障;対日外交 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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