隠された国家 : 近世演劇にみる心の歴史
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書誌事項
隠された国家 : 近世演劇にみる心の歴史
世界思想社, 2006.9
- タイトル別名
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近世演劇の社会学的考察
- タイトル読み
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カクサレタ コッカ : キンセイ エンゲキ ニ ミル ココロ ノ レキシ
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注記
博士論文「近世演劇の社会学的考察」 (京都大学, 2005年提出) に手を加えたもの
内容説明・目次
内容説明
近代的世界は、国家=父なるものの出現と不可視化とともにはじまった。そのことによる人間精神の力動の再編を、近世日本の演劇のなかにたどる、社会学者の末踏の試み。
目次
- 第1章 方法論—悲劇のなかの願望
- 第2章 中世日本の物語—説経にみる迫害と復讐
- 第3章 十七世紀における世界観の転換と主体の形成
- 第4章 十七世紀後半における自己抑制的主体の登場
- 第5章 復讐の物語にみる父殺しの感情—十八世紀前半の敵討物
- 第6章 国家の力、心の真実—近松の心中物
- 第7章 石門心学にみる民衆道徳の洗練
「BOOKデータベース」 より