唱歌教材で辿る国民教育史 : ハナハト世代からサイタサクラ育ちの憶えた歌
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唱歌教材で辿る国民教育史 : ハナハト世代からサイタサクラ育ちの憶えた歌
日本図書刊行会 , 近代文芸社 (発売), 2006.6
- タイトル読み
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ショウカ キョウザイ デ タドル コクミン キョウイクシ : ハナ ハト セダイ カラ サイタ サクラ ソダチ ノ オボエタ ウタ
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注記
参考文献: p268-269
内容説明・目次
内容説明
昔の尋常小学一年生用国語読本の冒頭は、大正生まれは「ハナ ハト マメ マス」。昭和生まれは昭和15年度入学まで「サイタ サイタ サクラ ガ サイタ」だった。戦時中の兵士はハナハト世代、戦後は民主化で奮闘。後輩のサイタサイタ世代は戦時中は少国民・戦後はアプレゲールと呼ばれる。両世代ともすでに古希を越えた。かつて学校唱歌は国語や歴史の補強教材。日本の神話・武将の合戦・教訓や農村が絵のように描かれる。当時幼い日本人のアイデンティティーを育んでいたのだ。唱歌教材で辿る国民教育史。
目次
- 第1章 唱歌は、明治新時代の歌声だった
- 第2章 唱歌の新作ブーム
- 第3章 文部省唱歌は修身・国語・地歴の補強科目だった
- 第4章 大正以後昭和の太平洋戦争がおこるまで
- 第5章 子どもたちが愉しんだ学校では教わらない歌
- 第6章 国民学校の少国民時代
「BOOKデータベース」 より