中国・アジア・日本 : 大国化する「巨龍」は脅威か

書誌事項

中国・アジア・日本 : 大国化する「巨龍」は脅威か

天児慧著

(ちくま新書, 621)

筑摩書房, 2006.10

タイトル別名

中国アジア日本 : 大国化する巨龍は脅威か

タイトル読み

チュウゴク アジア ニホン : タイコクカ スル キョリュウ ワ キョウイ カ

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注記

参考文献: p220-222

内容説明・目次

内容説明

「大国」としての存在感を増す中国。農村問題、官僚汚職、メディア規制など、歪んだ社会構造に蝕まれてはいるが、中国の経済成長率が六〜八%を維持するならば、二〇一五年ごろにGDPは日本と肩を並べるだろう。これは、東アジアに日本と中国という二つのパワーが登場することを意味する。そのとき、日中関係はどうあるべきなのか?本書では、反日・反中感情の構造、米中関係の実態、東アジア共同体の可能性などを冷静に分析し、「巨龍」のゆくえを大胆に展望する。中長期的な視点から日中関係を正しくとらえるための必読の書。

目次

  • 序章 日本・東アジアを取り巻く新しい可能性
  • 第1章 反日・反中問題をどう捉えるか
  • 第2章 台頭する中国と病める中国
  • 第3章 対米外交と「和諧」戦略
  • 第4章 東アジア共同体と新国際秩序構想
  • 終章 日本外交をどう展望するか

「BOOKデータベース」 より

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