生政治・統治
著者
書誌事項
生政治・統治
(ちくま学芸文庫, [フ-12-7] . フーコー・コレクション||フーコー・コレクション ; 6)
筑摩書房, 2006.10
- タイトル別名
-
Dits et ecrits
生政治統治
フーコーコレクション
- タイトル読み
-
セイセイジ・トウチ
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注記
叢書番号はブックジャケットによる
「ミシェル・フーコー思考集成」 (1998-2002年刊) の改題再編
内容説明・目次
内容説明
8年をかけた遺作『性の歴史』全3巻の刊行に並行して、フーコー思想は最後の転回を遂げた。それは、“政治理性批判”というべきものであり、近年になってその全貌が明らかにされてきた。西洋近代の権力は、「人口」を対象として、どのように「治安」維持を図ってきたのか。コレクション第6巻「生政治・統治」は、ドゥルーズが「傑作」と絶賛した「汚辱に塗れた人々の生」や、海外講演「真理と裁判形態」「全体的なものと個的なもの」などを収録する。没後20年を経ていっそうアクチュアルな、フーコー思想が明らかになる。
目次
- 1 真理と裁判形態
- 2 “生物‐歴史学”と“生物‐政治学”
- 3 ドゥルーズ=ガタリ『アンチ・オイディプス』への序文
- 4 社会医学の誕生
- 5 汚辱に塗れた人々の生
- 6 「統治性」
- 7 十八世紀における健康政策
- 8 全体的なものと個的なもの—政治的理性批判に向けて
- 9 啓蒙とは何か
- 10 道徳の回帰
- 11 生命—経験と科学
「BOOKデータベース」 より