火災に向き合う建築学 : かけがえのない生命と財産を守るために
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火災に向き合う建築学 : かけがえのない生命と財産を守るために
(東京理科大学・坊っちゃん選書)
オーム社, 2006.9
- タイトル読み
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カサイ ニ ムキアウ ケンチクガク : カケガエ ノ ナイ セイメイ ト ザイサン オ マモル タメ ニ
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内容説明・目次
内容説明
地震や耐震強度の偽装は、多くの人にとって、自分の力だけでは回避できないことがらです。これが火災になると「自分自身が注意し、周囲にも注意をうながせば防げる」と考えられがちです。「注意していれば防げる」はずの災害が1日に165件ものハイペースで発生し、不可抗力である震災に比べて倍以上も死傷者を出しています。この事実は、火災こそが「明日は我が身」と呼ぶべき脅威であることを物語っていると思いませんか?さらにいうなら、火災に対する意識の低さや知識のなさが、もっと抑えられるはずの死傷者数をいたずらに増やしている可能性も十分に考えられるのです。
目次
- 第1章 火災の歴史とその実態(縄文人は、現代人より防災意識が高かった!?;江戸・東京の街づくりは、本当にロンドンより300年遅れていたか ほか)
- 第2章 火災と人間(人間は、熱や煙にどれだけ耐えられる?;火災を知ったとき、人はどう動くのか? ほか)
- 第3章 火災と建築物(街と建物を火災から守る;火災の拡大を防ぐ「防火区画」 ほか)
- 第4章 防火・消火(建築基準法と消防法はどう違う?;建築基準法のターニングポイント「性能規定化」 ほか)
「BOOKデータベース」 より