改稿玉手箱と打出の小槌

書誌事項

改稿玉手箱と打出の小槌

浅見徹著

(和泉選書, 153)

和泉書院, 2006.10

タイトル別名

玉手箱と打出の小槌 : 改稿

タイトル読み

カイコウ タマテバコ ト ウチデ ノ コズチ

大学図書館所蔵 件 / 107

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

内容説明

「浦島太郎」と「一寸法師」の最終場面に登場する「玉手箱」と「打出の小槌」—この二つの小道具は、それぞれの話を締め括る重要な働きをしている。玉手箱は、浦島太郎を一瞬で年寄らせ、乙姫様との絶縁を完遂させる。打出の小槌は、一寸法師の背を引き伸ばしお姫様と結ばれる条件を整える。しかし、これらの小道具が、なぜ、どのようにして、この重要な役割を果たしているのか、よく考えてみると、どうも不思議なことが多い。これらの本来のあり方を、昔話の変遷の中から探る。

目次

  • 序章 語ることと書くこと(古代日本語と文字;無文字から文字使用の時代へ ほか)
  • 第1章 浦島物語の諸相(浦島物語の資料;浦島物語における場 ほか)
  • 第2章 神婚物語の発端と結末(幸運を掴む条件;古代の論理 ほか)
  • 第3章 神婚物語の変貌(神格の下落;人間の優位 ほか)
  • 第4章 成り上がりの完成(悪人一寸法師;成り上がり ほか)
  • 終章 浦島太郎と一寸法師の間(神婚物語の生涯;浦島物語と一寸法師物語の変貌)

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA78899083
  • ISBN
    • 4757603916
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    大阪
  • ページ数/冊数
    vi, 264p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
ページトップへ