子どもが見ている背中 : 良心と抵抗の教育
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子どもが見ている背中 : 良心と抵抗の教育
岩波書店, 2006.10
- タイトル読み
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コドモ ガ ミテ イル セナカ : リョウシン ト テイコウ ノ キョウイク
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内容説明・目次
内容説明
追いつめられ思考を停止していく教師たち。その背中を見つめ、人格の分裂を巧みにしていく子どもたち。教育の現場で何が起きているのか。「君が代」伴奏を拒否したことで処分された教師の苦しみと抵抗の日々。良心のために闘う教師たち。「心の教育」がもたらすもの…。教師と子どもたちの生の声とともに、押しつぶされる学校のいまを鋭く描く。
目次
- 1 「心の教育」が学校を押しつぶす(一九九八年の中教審答申が推進力に;「伝統・文化」は未来を拓かない ほか)
- 2 「民間人校長」は、なぜ自殺したのか(民間人校長の死;なぜ前任の校長が処分されるのか ほか)
- 3 「君が代」強制によって、学校はこんなに変わった(音楽とのかかわり;二〇〇〇年三月の卒業式をめぐって ほか)
- 4 思いを打ちくだかれる教師たち(通達前から感じていた危機感;教育観 ほか)
- 5 コミュニケーションを奪われた子どもたち(狂気の沙汰と化す成績評価;先生との関係を歪める自己評価 ほか)
「BOOKデータベース」 より