書誌事項

映画と身体/性

斉藤綾子編

(日本映画史叢書, 6)

森話社, 2006.10

タイトル別名

映画と身体性

タイトル読み

エイガ ト シンタイ セイ

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注記

内容: 総論(1「欲望し、感応する身体」), 〓: 俳優の身体(2「モダニティー、シネマ、そして「ナショナル・ボディー」の構築」, 3「転換期の田中絹代と入江たか子」), II: 戦争と女性身体(4「からだで書いたシナリオ」-6「「女子ども」の反乱」), III: メロドラマと身体性(7「みずからなった盲目」, 8「移動する身体」), IV: オルタナティヴな読みの可能性へ(9「《女の活劇》の系譜論」, 「「百合」と「レズ」のはざまで」), [編者・執筆者紹介]

収録内容

  • 欲望し、感応する身体 : 横断的思考への誘い / 斉藤綾子 [執筆]
  • モダニティー、シネマ、そして「ナショナル・ボディー」の構築 / ミツヨ・ワダ・マルシアーノ [執筆]
  • 転換期の田中絹代と入江たか子 : 化猫と女優の言説をめぐって / 志村三代子 [執筆]
  • からだで書いたシナリオ : 戦時期における女性表象と厚木たかの抵抗 / 堀ひかり [執筆]
  • 母である女、父である母 : 戦時中の日本映画における母親像 / アンニ [執筆]
  • 「女子ども」の反乱 : 『小島の春』における総力戦下の身体と性 / 藤井仁子 [執筆]
  • みずからなった盲目 / 四方田犬彦 [執筆]
  • 移動する身体 : 林芙美子原作・成瀬巳喜男の翻案映画をめぐって / 堀口典子 [執筆]
  • 《女の活劇》の系譜論 : 女剣劇から『くノ一忍法』まで / 鷲谷花 [執筆]
  • 「百合」と「レズ」のはざまで : レズビアンから見た日本映画 / 溝口彰子 [執筆]

内容説明・目次

内容説明

映画にとって身体/セクシュアリティとは何か。文化的・社会的に構築された「映画的身体」が過剰な感応と欲望を示し、表象という境界線を逸脱する瞬間を見すえる。

目次

  • 総論 欲望し、感応する身体—横断的思考への誘い
  • 1 俳優の身体(モダニティー、シネマ、そして「ナショナル・ボディー」の構築;転換期の田中絹代と入江たか子—化猫と女優の言説をめぐって)
  • 2 戦争と女性身体(からだで書いたシナリオ—戦時期における女性表象と厚木たかの抵抗;母である女、父である母—戦時中の日本映画における母親像;「女子ども」の反乱—『小島の春』における総力戦下の身体と性)
  • 3 メロドラマと身体性(みずからなった盲目;移動する身体—林芙美子原作・成瀬巳喜男の翻案映画をめぐって)
  • 4 オルタナティヴな読みの可能性へ(「女の活劇」の系譜論—女剣劇から『くノ一忍法』まで;「百合」と「レズ」のはざまで—レズビアンから見た日本映画)

「BOOKデータベース」 より

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