中世の預言とその影響 : ヨアキム主義の研究

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中世の預言とその影響 : ヨアキム主義の研究

マージョリ・リーヴス [著] ; 大橋喜之訳

八坂書房, 2006.10

タイトル別名

The influence of prophecy in the later Middle Ages : a study in Joachimism

タイトル読み

チュウセイ ノ ヨゲン ト ソノ エイキョウ : ヨアキム シュギ ノ ケンキュウ

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注記

文献一覧: 巻末p19-24

内容説明・目次

内容説明

聖なる幻視者か、異端の贋預言者か?中世後期、終末論的な預言の数々とともに繰り返しその名を囁かれた「フィオレの大修道院長ヨアキム」とは誰だったのか?真筆を峻別し、精妙に構築されたその歴史神学を読み解く一方、それを核として紡ぎ出されたアンチキリスト、世界最終皇帝、天使的教皇をめぐるさまざまな奇想に、人びとの情念の歴史をたどる記念碑的労作。『形象の書』『教皇預言集』をはじめとする貴重な図版も多数収載。

目次

  • 第1部 大修道院長ヨアキムの声望(ヨアキムと同時代人たち;ヨアキムの歴史観 ほか)
  • 第2部 新しき霊の人々(観想者たちの時代;ヨアキムの預言の唱導者たち ほか)
  • 第3部 アンチキリストと最終世界皇帝(歴史の終わり;最悪のアンチキリストと最終皇帝 ほか)
  • 第4部 天使的教皇と世界革新(「ローマ教会」と「観想教会」;天使的教皇という観念の出現 ほか)
  • フィオレの大修道院長ヨアキムとともに歩んだ六十年の巡礼(一九九四年)

「BOOKデータベース」 より

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