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蔣介石と新生活運動

段瑞聡著

慶應義塾大学出版会, 2006.11

タイトル別名

蒋介石と新生活運動

タイトル読み

ショウ カイセキ ト シンセイカツ ウンドウ

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注記

博士論文 「蔣介石と新生活運動に関する研究」 (慶應義塾大学, 2003年提出) を修正・加筆したもの

内容説明・目次

内容説明

中国国民党、及び、中華民国国民政府の指導者、蒋介石が1934年2月19日に発し、足かけ15年にわたって展開された大衆動員運動=「新生活運動」の全容を解明。蒋介石の日本留学経験や、クリスチャンで大財閥令嬢である妻、宋美齢が果たした役割、ドイツやイタリアのファシズムの影響等の検証から「新生活運動」の理念や実施内容を詳細に分析。1930年代から40年代の国共関係の変容や、蒋介石が描いた近代国家建設の理念を明らかにする。

目次

  • 序章 蒋介石研究の射程
  • 第1章 新生活運動発動の背景—思想的側面を中心に
  • 第2章 新生活運動の組織構造と蒋介石の権力基盤
  • 第3章 蒋介石の権力の浸透と新生活運動—一九三四年を中心に
  • 第4章 蒋介石の国家建設理念と新生活運動—一九三五〜一九三七年を中心に
  • 第5章 新生活運動と「抗戦建国」—一九三七〜一九四五年を中心に
  • 補章 蒋介石の対日認識—新生活運動の背景を例に

「BOOKデータベース」 より

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