アンコールの近代 : 植民地カンボジアにおける文化と政治

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アンコールの近代 : 植民地カンボジアにおける文化と政治

笹川秀夫著

中央公論新社, 2006.11

タイトル読み

アンコール ノ キンダイ : ショクミンチ カンボジア ニオケル ブンカ ト セイジ

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注記

参考文献: p275-300

関連年表: p323-329

博士論文(上智大学・2003年度)に基づくもの

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内容説明・目次

内容説明

いまやカンボジアの象徴とみなされるアンコール遺跡は、いかにして人びとに「発見」され、受容されてきたか。植民地化以前の語りにはじまり、植民地時代の教育雑誌や宮廷舞踊、さらには独立後のナショナリズムとの関連で、アンコールがどのように位置づけられてきたかを厖大な現地史料を駆使して検証する。

目次

  • 第1章 カンボジア研究のアンコール偏重
  • 第2章 植民地言説の影響に先立つアンコール観
  • 第3章 クメール語訳されたアンコール研究—『カムプチェア・ソリヤー』誌の記事から
  • 第4章 教育雑誌と歴史叙述
  • 第5章 「伝統」になった宮廷舞踊
  • 第6章 ナショナリズム成立期のアンコール観
  • 第7章 独立後への影響—ナショナリズムのなかのアンコール

「BOOKデータベース」 より

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