神仏のまねき

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神仏のまねき

梅原猛, 市川亀治郎著

(梅原猛「神と仏」対論集, 第3巻)

角川学芸出版 , 角川書店 (発売), 2006.11

タイトル読み

シンブツ ノ マネキ

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内容説明・目次

内容説明

花やかに華やかに神仏を降ろす。歌舞いて傾いて、神仏を喜ばす。かつて歌舞伎とはそういうものであった。神仏の側のものであった。今一度、歌舞伎のその芸を神仏の許へ戻そう。処女にも伊達者にも変化して、神仏を口説いて、神仏をまねく。風流、憑人、俳優。怨霊・梅原猛が、傾き、神仏を降ろし、歌舞伎のワザを招ぐ。

目次

  • 第1幕 ワザヲギの呪力—神降る場・神がかる肉体(「ヤマトタケル」から始まる;『古事記』という文学;「ヤマトタケル」で描く父、そして女性;怨霊史観とは;怨霊と芸能;戯曲「水底の歌」の直感;直感と検証;亀治郎の歌舞伎;霊を宿す“器”としての肉体;孤独に耐える力;ワザヲギの“技”)
  • 第2幕 ワザヲギの運命—神に見せる・神を魅する(身振りと科白;「鳴神」のリアル・「仮名手本」のシュール;歌舞伎を壊して歌舞伎を創る;思想劇としての歌舞伎に挑む;古典の裏切り;神を負って;職能者としてのワザヲギ;“歌舞伎”の向こう側へ)

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA79368617
  • ISBN
    • 4046210230
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京,東京
  • ページ数/冊数
    267p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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