和解とナショナリズム : 新版・戦後保守のアジア観
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書誌事項
和解とナショナリズム : 新版・戦後保守のアジア観
(朝日選書, 811)
朝日新聞社, 2006.12
- タイトル別名
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戦後保守のアジア観
和解とナショナリズム : 新版戦後保守のアジア観
- タイトル読み
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ワカイ ト ナショナリズム : シンパン センゴ ホシュ ノ アジアカン
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注記
日本とアジア・戦後史年表: p346-352
戦後保守のアジア観 (1995年刊)の改題新版
内容説明・目次
内容説明
謝罪の決定版というべき「村山談話」から10年以上—。大きく進んだアジアとの和解の針を一気に巻き戻したのは、小泉首相が繰り返す靖国参拝だった。隣国で高揚する民族感情とも刺激し合いながら、頭をもたげるナショナリズム。戦後60年が過ぎても「アジアの中の日本」という自画像をはっきり描けない現実の裏には、和解と反発の間を揺れ動く戦後政治の煮え切らない姿があった。日本の政治は戦後、アジアとどう向き合ってきたのか。そして今後どう向き合って行くのか。本書では、戦後政治の基礎をつくった吉田・岸から小泉・安倍までを綿密に検証し、日本のアジア政策を丹念に読み解いていく。好評の旧著『戦後保守のアジア観』(1995年刊)に徹底加筆、再構成して戦後政治を解説した決定版テキスト。
目次
- 第1章 和解と反発のメカニズム(二〇〇六年十月八日;ナショナリズムの復権;「自由と民主主義」対「道徳性」 ほか)
- 第2章 分析・戦後政治史とアジア観(岸信介を許した東京裁判;吉田茂の戦前・戦後;脱亜と大東亜の源流 ほか)
- 第3章 もう一つの戦後史(追跡・葬られた謝罪—「伊藤博文の過ち」;妄言と謝罪の政治史;検証・天皇訪中が決まるまで ほか)
「BOOKデータベース」 より