書誌事項

21世紀仏教への旅

五木寛之著

講談社, 2006.11-2007.9

  • インド編上
  • インド編下
  • 朝鮮半島編
  • 中国編
  • ブータン編
  • 日本・アメリカ編

タイトル別名

仏教への旅 : 21世紀

タイトル読み

21セイキ ブッキョウ エノ タビ

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注記

各巻著者の肖像あり

主要参考文献: インド編下p236-237

主要参考文献: 朝鮮半島編p244-245

主要参考文献: 中国編p260-261

主要参考文献: ブータン編p252-253

主要参考文献: 日本・アメリカ編p246

内容説明・目次

巻冊次

インド編上 ISBN 9784062802017

内容説明

2500年前、自由を求めて未知の世界を切り開いたブッダ。その生涯最後の400kmをたどる驚きの旅。

目次

  • 第1章 最後の旅のはじまり(ブッダが瞑想した“鷲の峰”;「最後の旅」への決意;ブッダの苦しみ;インドに呼ばれない人;仏教への疑問 ほか)
  • 第2章 旅の途上(北へ行く理由;死後の教団のゆくえ;林間に住む;喜捨のこころ;「俗にありて俗に染まず」 ほか)
巻冊次

インド編下 ISBN 9784062802024

内容説明

ブッダは言った。「人生は苦である。それでも、生きる意味がある」と。ついにブッダが見出した人生の真実とは何か。

目次

  • 第3章 最後の言葉(ブッダの死とその前後の事件;人生の苦;輪廻を断ちきる;死後を語る;世界宗教としての想像 ほか)
  • 第4章 甦るブッダの教え(仏教への改宗劇;根深く残るカースト制;「見ても汚れる」;インドで闘う、日本人僧侶;賛否両論の「否」 ほか)
巻冊次

朝鮮半島編 ISBN 9784062802031

内容説明

韓国は、仏教国だった!半島ですごした少年時代の思い出と過酷な現代社会で求められる仏教をめぐる旅。

目次

  • 第1章 日本仏教のふるさとへ(最初の記憶、論山の地へ;日本仏教の“ふるさと” ほか)
  • 第2章 半島が育んだ仏教(慶州への車窓から;新羅と白木村 ほか)
  • 第3章 朝鮮半島への思い(体にしみこんだ韓国語;ヌクテの鳴く寒村で ほか)
  • 第4章 すべてはつながっている(自分だけの信仰;『無所有』の僧侶との出会い ほか)
巻冊次

中国編 ISBN 9784062802048

内容説明

中国禅は、仏教の大革命だった。禅の源流を訪ねて中国沿岸部をめぐり、さらに、世界のZENを追ってフランスに飛んだスリリングな旅。

目次

  • 第1章 中国禅の玄関口で(栄西、道元の港;禅仏教の源流へ ほか)
  • 第2章 六祖慧能(「禅は広州にあり」;中国仏教の大転換 ほか)
  • 第3章 日本の禅と「気づき」(慧能から栄西、道元へ;武士たちの禅 ほか)
  • 第4章 禅からZENへ(一九六八年の残影;五月革命と禅 ほか)
巻冊次

ブータン編 ISBN 9784062802055

内容説明

チベット密教の王国を行く!化身と輪廻転生を信じる人びとは死を恐れない。標高3000mの山道の果てに見た幸福の姿とは。

目次

  • 第1章 風の国へ(ヒマラヤ山中の国;ブータンに呼ばれて;旅立つ前の、二つの目標;高山病の対処法;くねる山道と近代化;昼間の犬と夜の犬;異国のなつかしい風景;マツタケ三昧;開国による変化の波;環境と命を守る)
  • 第2章 チベット密教の化身(密教への違和感;「第二の仏」;「化身」とはなにか?;化身への篤い信仰;法要と小鳥たち;化身の母の思い;寄宿生活の少年僧たち;かつての城郭、ゾン;マニ車の祈り;ある農家の仏壇;墓を持たない理由;高僧が語る慈悲)
  • 第3章 ブータン仏教の幸福(ブータンと日本の関係;似ているようで対照的;日本が失ったもの;死の本質をめぐって;つながりから幸福へ;他力の広がり;「国民総幸福量」という考えかた)
  • 第4章 日々の祈り(街のなかの祈り;なんのために祈るのか;ダルシンが朽ちても;最古の寺の風情;殺せない理由;生まれ変わりと農業;うしろ髪を引かれる思い;ブータンの未来のドラマ)
巻冊次

日本・アメリカ編 ISBN 9784062802062

内容説明

TARIKI(他力)は、自力の国アメリカを救えるか?!TARIKIについて考えた旅の道のり。京都‐龍谷大学‐安養寺‐上越‐居多ヶ浜‐五智国分寺‐居多神社‐デトロイト‐ニューヨーク‐ニューヘイブン‐コロンビア大学‐NY大菩薩禅堂金剛寺。京都、上越から、アメリカへ飛んだシリーズ完結編。

目次

  • 第1章 親鸞の海に向かって(人生の指針としての「他力」;比叡山という山 ほか)
  • 第2章 浮かびあがる「他力」(全世界、全宇宙のなかで;「悪人正機」という光 ほか)
  • 第3章 アメリカの心の穴(厳重な警備のなかで;『TARIKI』が結んだ縁 ほか)
  • 第4章 自由なる仏教徒へ(「人生は苦」への反論;人間は偉大な存在なのか ほか)

「BOOKデータベース」 より

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