日本社会科の成立理念とカリキュラム構造
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日本社会科の成立理念とカリキュラム構造
風間書房, 2006.12
- タイトル読み
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ニホン シャカイカ ノ セイリツ リネン ト カリキュラム コウゾウ
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注記
学位論文「我が国における社会科カリキュラム成立史研究」 (広島大学, 2004年) の公刊
資料及び主要参考文献: p563-587
我が国における社会科カリキュラム成立史年表: p[589]-627
内容説明・目次
内容説明
本書の研究対象は、敗戦直後の1947(昭和22)年に発行された小学校用の『学習指導要領社会科編1(試案)』及び中学校第1学年〜高等学校第1学年用の『学習指導要領社会科編2(試案)』である。これら我が国最初の社会科学習指導要領は、どのようにして作成されたのか。それぞれのカリキュラムには、どのような特質と歴史的課題を見出すことができるのかを究明した。
目次
- 序章 本研究の目的・意義・方法
- 第1章 「昭和22年版社会科学習指導要領」の全体像
- 第2章 「昭和22年版社会科学習指導要領」のカリキュラムの全体構成
- 第3章 「昭和22年版社会科学習指導要領」のモデルとされたアメリカ各州のカリキュラムの分析的検討
- 第4章 「昭和22年版社会科学習指導要領」の編成過程—各学年のカリキュラム編成を中心として
- 第5章 「昭和22年版社会科学習指導要領」の総合社会科カリキュラムとしての特質—単元構成に見る社会科学習内容の「総合」と「分化」
- 第6章 「民主主義」を教えるカリキュラムとしての「昭和22年版社会科学習指導要領」の戦後日本的特質—社会科教育における戦前からの「連続」と「断絶」
- 第7章 「昭和22年版社会科学習指導要領」の学力構造と理論構成
- 終章 昭和22年版社会科カリキュラムの到達点と歴史的評価
「BOOKデータベース」 より