妄想力 : ヒトの心とサルの心はどう違うのか

書誌事項

妄想力 : ヒトの心とサルの心はどう違うのか

金沢創著

光文社, 2006.11

タイトル別名

妄想力 : ヒトの心とサルの心はどう違うのか

タイトル読み

モウソウリョク : ヒト ノ ココロ ト サル ノ ココロ ワ ドウ チガウ ノカ

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内容説明・目次

内容説明

脳というキーワードは、しばしば健康や美容、あるいは人生の成功といったポジティブなイメージと同義的に用いられます。これなど、不健康で妄想にとらわれている状態から、少しでも脱却したい、というはかない望みの表れでしょう。本書では、こうした物質を求める心に対し、妄想というネガティブなキーワードが持つ力を追求してみたいと思っています。それはひとことでいえば、心というモノに還元できない存在の謎を考えることになるでしょう。妄想は現実と区別されねばなりません。しかし、また、妄想と信念は、同じように人を動かす力ともなるでしょう。その危険な力をよく見つめてみること。それが本書のねらいなのです。

目次

  • 序章 ヒトとは何か—なぜ絶滅寸前から生きのびられたのか
  • 1 恋愛—本当のコミュニケーション
  • 2 ことば—神はことばに宿らない
  • 3 視線—じっと見る動物
  • 4 共感—他人の痛みを妄想する
  • 終章 妄想エンジン—心の進化論

「BOOKデータベース」 より

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