処女懐胎 : 描かれた「奇跡」と「聖家族」
著者
書誌事項
処女懐胎 : 描かれた「奇跡」と「聖家族」
(中公新書, 1879)
中央公論新社, 2007.1
- タイトル別名
-
処女懐胎 : 描かれた奇跡と聖家族
処女懐胎
- タイトル読み
-
ショジョ カイタイ : エガカレタ キセキ ト セイカゾク
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注記
参考文献: p264-274
内容説明・目次
内容説明
処女にしてキリストを宿したとされるマリア。処女懐胎はキリスト教の中心に横たわる奇跡であり、夥しい図像を生み出してきた。「無原罪」の「〜がない」という否定形の図像化一つとってみても、西洋絵画に与えたインスピレーションは巨大である。また、「養父」ヨセフや、「マリアの母」アンナはどのように描かれてきたのか。キリスト教が培ってきた柔軟な発想と表象を、キリストの「家族」の運命の変転を辿りつつ描き出す。
目次
- 第1章 マリアの処女懐胎
- 第2章 無原罪の御宿り
- 第3章 「養父」ヨセフの数奇な運命
- 第4章 マリアの母アンナ
「BOOKデータベース」 より