オオカミを放つ : 森・動物・人のよい関係を求めて
著者
書誌事項
オオカミを放つ : 森・動物・人のよい関係を求めて
白水社, 2007.1
- タイトル別名
-
オオカミを放つ : 森動物人のよい関係を求めて
- タイトル読み
-
オオカミ オ ハナツ : モリ ドウブツ ヒト ノ ヨイ カンケイ オ モトメテ
大学図書館所蔵 件 / 全135件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
関連団体・参考文献: 巻末piii-vii
内容説明・目次
内容説明
日本のオオカミが一九〇五年に絶滅して以来はや一世紀。天敵不在で増えすぎたシカによる森林・田畑の被害の声は、日本各地で絶えることがない。また奥日光ではニッコウキスゲやシラネアオイが危機に瀕し、はては尾瀬でもミズバショウが食害にあっているという。二〇〇五年十一月、野生生物保護学会で「日本のオオカミ絶滅百年シンポ」が開催され、日本オオカミ協会に集う第一線研究者から若手フィールドワーカーまでが最新の研究・調査を発表した。その成果をもとに広く一般向けに書き下ろされた本書により、いま、その食性や人との共存について「オオカミの真実」が浮き彫りにされる。
目次
- 序章 日本におけるオオカミ絶滅百年を迎えて
- 第1章 崩壊する生態系—オオカミ絶滅がもたらしたこと
- 第2章 尾瀬にもシカ出現!—自然生態系が危ない
- 第3章 オオカミは何を食べているのか
- 第4章 オオカミは日本に帰ってきたら何を食べるのか?
- 第5章 オオカミの捕食能力—生態系への貢献
- 第6章 ポーランドのオオカミの生息状況
- 第7章 オオカミと住民との共存—ポーランドの事例
- 第8章 モンゴル人のオオカミ観、今昔
- 第9章 日本人のオオカミ観
- 第10章 人を襲わないオオカミ、襲うオオカミ
「BOOKデータベース」 より