友だちは無駄である
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書誌事項
友だちは無駄である
(ちくま文庫, [さ-5-4])
筑摩書房, 2007.2
- タイトル読み
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トモダチ ワ ムダ デ アル
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注記
1988年8月「ちくまプリマーブックス」(筑摩書房刊)の一冊として刊行された
内容説明・目次
内容説明
友だちってなんだろう?「友だちというものは無駄な時をともについやすものなのだ。何もしゃべることなぞなく、ただ石段にすわって、風に吹かれて何時間もボーっとしたことのある友だち。失恋した友だちにただふとんをかぶせる事以外何も出来なかった日。中身が泣いているふとんのそばで、わたしはかつおぶしをかいていた」。佐野洋子は友だちをこんなふうに思っている。
目次
- 子どもって、たいへんだったなあ(友人を必要としない人もいる;三角関係のバランスを学習したころ)
- 肉親ではない他人を求める時(いじめられたこと、よかったと思ってる;友情を育てるために遊んでいるんじゃない ほか)
- それぞれの人生はじまってしまうものなんだ(好きな子のこと;少しずつ人生がはじまってきた)
- 自然にまた情が情を呼んじゃうんだよね(偽善を学ぶのも大事なこと;女の友だち ほか)
- おとなになった私は女友だちとこんな話をしている(みんなが自分を誤解している?;人を傷つけた痛み ほか)
「BOOKデータベース」 より