朝鮮戦争と中国 : 建国初期中国の軍事戦略と安全保障問題の研究

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朝鮮戦争と中国 : 建国初期中国の軍事戦略と安全保障問題の研究

服部隆行著

溪水社, 2007.2

タイトル読み

チョウセン センソウ ト チュウゴク : ケンコク ショキ チュウゴク ノ グンジ センリャク ト アンゼン ホショウ モンダイ ノ ケンキュウ

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注記

学位請求論文 (愛知学院大学, 2003年度) に若干の加筆・修正を加えたもの

引用・参照文献一覧: p343-361

内容説明・目次

内容説明

台湾「解放」は建国初期中国の最重要課題であった。建国期中国の台湾、朝鮮戦争、ベトナムに対する軍事戦略の内的連関性を明らかにしつつ、国内の「抗米援朝」運動、国連戦略までも視野に入れ、中国の安全保障戦略を歴史的に検証。

目次

  • 序論—課題の設定と先行研究の検討
  • 第1部 台湾「解放」戦略をめぐる中国の安全保障戦略と周辺環境(中国人民空軍建設援助に関する中ソ交渉について—中華人民共和国成立前夜の交渉;中国の台湾「解放」作戦と朝鮮戦争参戦問題;建国初期中国のベトナム支援の決定について—中国の台湾「解放」とその周辺環境の安定をめぐって)
  • 第2部 朝鮮戦争の開戦と中国の国家防衛をめぐる国内外戦略(朝鮮戦争と中国の東南沿海地区防衛戦略(一九五〇‐一九五二);中国の朝鮮戦争参戦と「抗美援朝」運動;中華人民共和国建国初期の国連戦略と中ソ関係—台湾「解放」と朝鮮戦争の遂行をめぐるジレンマ)
  • 第3部 朝鮮戦争の停戦と中国の安全保障戦略の変容(朝鮮戦争の停戦交渉と中国—軍事境界線問題をめぐる中国の交渉戦略;朝鮮戦争の停戦交渉と中国の対ベトナム戦略の位相—朝鮮戦争後の中国の軍事戦略と安全保障問題をめぐって)

「BOOKデータベース」 より

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