「靖国」という悩み
著者
書誌事項
「靖国」という悩み
(昭和史の大河を往く / 保阪正康著, [第1集])
毎日新聞社, 2007.1
- タイトル別名
-
靖国という悩み
- タイトル読み
-
ヤスクニ ト イウ ナヤミ
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注記
「サンデー毎日」 (2006年7月2日号-10月15日号) に連載したものに月刊誌の「現代」や「世界」に執筆した靖国神社関係の記事を加えてまとめたもの
内容説明・目次
内容説明
昭和史研究の第一人者が靖国問題の本質を、昭和天皇の怒りの真意を、あの戦争の意味を、渾身の取材と考察で説き起こす大反響必至の一冊。
目次
- 「靖国」という悩み
- 「靖国問題」の本質とは何か
- 「靖国」が発するメッセージ
- 昭和天皇の「靖国」への思い
- 遊就館の展示物が示す歴史観
- 「戦後」が完全に欠落した場所
- 古賀誠日本遺族会会長の「靖国」への思い
- 千鳥ヶ淵は国立追悼施設になり得るか
- 「靖国」と「千鳥ヶ淵」を結ぶ地下水脈
- 八月十五日の「靖国」鎮霊社の謎
- 慰霊・哀悼の美名の下での政治運動
- 謀略史観と歪んだ歴史認識で説く「この国」
- 遊就館の歴史認識が、外部と共鳴し運動化する時
- あの戦争はアジア諸国の解放のためだったのか
- “富田メモ”から読み解く昭和天皇の「靖国」への怒り
- 問題は何一つ解決せず、また八月十五日は来る
- 真靖国論—小泉史観の大いなる過ち
- 靖国神社とA級戦犯
- あとがきにかえて—靖国神社をこの社会でどのように位置づけるべきか
「BOOKデータベース」 より