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占領と文学

浦田義和著

法政大学出版局, 2007.2

タイトル読み

センリョウ ト ブンガク

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文献あり

内容説明・目次

内容説明

日本近代の、特に昭和文学のアジアとの関係について、…大きくいえばそれは占領と文学との関係ということになる。中でも時代と距離感を持っていたと思われる中島敦や井伏鱒二を軸にし、他の作家を視野に入れて、昭和文学と朝鮮、昭和文学と南方、昭和文学と南洋について述べてみたい。併せて、占領と文学というテーマは、戦前・戦中日本のアジア占領だけでなく、戦後アメリカの沖縄占領も視野に入れる必要があろう。つまり、占領する側に立った文学の問題のみならず、占領される側の文学の問題をも共に考えてみたいということである。

目次

  • 第1章 「朝鮮」(「昭和」文学の「朝鮮」;中島敦 ほか)
  • 第2章 「南洋」(南洋の旅;国語読本 ほか)
  • 第3章 「南方」(井伏鱒二;THE SYONAN TIMESの挿絵・漫画 ほか)
  • 第4章 沖縄(占領政策;心音 ほか)
  • 第5章 記録(戦記小説;記録文学 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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