かたき討ち : 復讐の作法
著者
書誌事項
かたき討ち : 復讐の作法
(中公新書, 1883)
中央公論新社, 2007.2
- タイトル別名
-
かたき討ち : 復讐の作法
かたき討ち
- タイトル読み
-
カタキ ウチ : フクシュウ ノ サホウ
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注記
主な引用史料および参考文献: p269-276
内容説明・目次
内容説明
みずから腹を割き、遺書で相手に切腹を迫る「さし腹」。仇敵の死刑執行人を願い出る「太刀取」。女たちの討入り「うわなり打」。男色の愛と絆の証「衆道敵討」…。著者は豊富な史料に基づいて、忘れられた多彩な復讐の習俗を照らし出す。近世の人々はどのように怨みを晴らし、幕府は復讐の情をいかに管理し手なずけようとしたか。うつろう武士道、演劇化する「かたき討ち」。日本の復讐の歴史がよみがえる。
目次
- うわなり打
- さし腹
- 太刀取
- 衆道敵討
- おんな敵討
- 敵持
- 囲者
- もうひとつの武士道
- 法と情
- 将軍の質問
- 妻敵討
- 演劇的な、あまりに演劇的な
- 帳付
- 敵討の原像
「BOOKデータベース」 より