アジアの経済発展と金融システム
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書誌事項
アジアの経済発展と金融システム
東洋経済新報社, 2007.3-2008.4
- 東北アジア編
- 東南アジア編
- タイトル読み
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アジア ノ ケイザイ ハッテン ト キンユウ システム
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注記
その他の編者: 福田慎一, 奥田英信, 三重野文晴
参考文献: 各章末
索引あり
内容説明・目次
- 巻冊次
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東北アジア編 ISBN 9784492443408
内容説明
本書は、東北アジアを対象に金融システムと経済発展の関係を検討したものです。日本、韓国、中国、台湾を対象として、最新の金融制度理論を分析の背景に置くとともに、独自に推計された長期金融統計に基づいて実証的に検討しています。
目次
- 経済発展と長期資金
- 第1部 歴史的概観(韓国の金融制度改革;戦後台湾の金融システム;中国の金融システムの形成とその推移)
- 第2部 日本の高度成長と最近の中国・台湾(日本の長期資金—高度成長期を中心に;通貨危機下の韓国および台湾における企業金融—長期資金の役割を中心に;中国の金融改革の課題とその将来像 ほか)
- 第3部 東北アジア金融基礎データベースおよび補論(戦前期朝鮮の金融データ概観—『朝鮮金融事項参考書』より)
- 東北アジア金融基礎データベース
- 巻冊次
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東南アジア編 ISBN 9784492443484
内容説明
本書は、東南アジアを対象に金融システムと経済発展の関係を検討したものです。タイ、インドネシア、フィリピン、マレーシアを対象として、最新の金融制度理論を分析の背景に置くとともに、独自に推計された長期金融統計に基づいて実証的に検討しています。本書の根底には1つの基本的な仮説があります。それは経済発展においてはいかなる形であれ資金の期間変換の問題があり、それをいかに解決するかという問題が経済発展と金融システムの基本的な問題として存在するのではないかということです。近年のアジア危機の最大の教訓は、経済発展のための資金を短期性の海外資金に依存した経済の脆弱性であったと考えられます。そのため本書では、重点の置き方こそ異なるものの、各章とも設備投資行動とその資金調達とくに長期性資金の問題を共通の作業仮説としています。
目次
- 東南アジアの金融発展—共通性・多様性と東北アジアとの対比
- 第1部 東南アジアの金融発展—概観(戦後タイの金融部門の形成;インドネシア金融部門の発展と金融政策;マレーシアの金融発展;フィリピンの金融制度改革)
- 第2部 資金調達と長期資金—推計(タイ—未成熟な負債ファイナンスの下での長期資金;マレーシア企業の資金調達とコーポレート・ガバナンス—金融危機の国内的要因;エージェンシー理論によるフィリピン企業の資本構造の検討—企業属性を考慮した製造業企業の負債比率の推計)
- 第3部 東南アジア金融基礎データベース
「BOOKデータベース」 より